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乳幼児期にこそ、良い絵本を読み聞かせ、良いおもちゃで遊ぶコトはとても大切です。
2022-04-20

絵本実践シリーズ №2 ~後編~

『うちゅうはきみのすぐそばに』

いわや けいすけ 文/みねお みつ 絵

2018.01

~風船の行方を追って~

前回、宇宙へ向けてお手紙を付けた風船を飛ばした園児さんたち。今回はその後どうなったかをお伝えします。

【ミッション報告】
結果は、宇宙まで届いたかどうかわかりませんでした。しかし数ある風船のなかの一通を拾った方から返事が書かれたお手紙が園に届きました。なんと落ちていた場所は茨城県稲敷市。横浜市からの直線距離にすると135km離れています。これは宇宙までがおよそ100kmとすると、宇宙より遠いところまで飛んで行ったということになります。園児さんたちは「きっと宇宙飛行士さんにも届いている」と話していたそうです。

※手紙は茨城県のほか、川崎の神社にも落ち、こちらを拾った方からもお返事をいただきました。

この活動のことと風船につけた手紙に書き添えた「宇宙に関する質問」を作者の「岩谷 圭介」さんにも送っており・・・、
なんと!!岩谷さんより返事が返って来ました。一部抜粋してご紹介します。

なんとロマンあふれる回答ではないでしょうか!?
園児さんたちも職員のみなさんも、そして保護者の方々も大よろこびでした!

さて、みなさんいかがでしたか?
「宇宙」を身近に感じることができたでしょうか?
T保育園の園児さんたちにとって、今回の体験は間違いなく心に深く刻まれたと思います。大人になって夜空を見上げれば、風船を飛ばしたときのドキドキやワクワクがきっとよみがえってくることでしょう。
1冊の絵本が豊かな心の体験のきっかけになる。そんな絵本にたくさん出会えたら素敵です。

みなさんご自身も忘れがたい絵本体験をお持ちだと思います。1冊の絵本を通して、子どもたちとかけがえのない時間を共有されたこともあると思います。
ぜひ教えてくださればうれしいです!

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